民族小学校児童 クリーンエネルギーの恩恵を受ける

旧正月のテトに際し、ダクラク省中部高原に位置するベトナムの学校で、新しく太陽光発電浄水装置が設置され、約500名の民族小学校児童がきれいな飲み水という贈り物を手にしました。

クロンボン地区にあるその学校のヴォティキムトゥイ副校長によると、新装置の発電量は3.2kWp(キロワットピーク)で、毎時間あたり360リットルの飲用水の浄水が行うことができるといいます。

クリーンエネルギー浄水装置の設置には、ホーチミン市に拠点を置くSolarBK社や、グリーンイノベーション開発センター(グリーンID)からの資金援助を受けており、その設計は、飲用水の浄水と電力の利用が可能で、年間の毎時発電量が4,438kw(キロワット)のクリーンパワーを供給できるようになっていると同副校長は続けます。

また、浄水装置プロジェクトは、同省の他の学校へ同様の設備設置拡大のサポートを行います。これは、ベトナム社会の継続的な雇用の創出とクリーンエネルギー開発の確立を目指す、EU主導によるのE-エンハンスの一環です。

技師たちによると、学校付近の地域への飲用水と電力の供給も行うとのこと。

浄水プロジェクトは2028年までクプイコミューンの小学校でも続けられます。

また、太陽光プロジェクトは昨年もクアンガイ省ギアハイン県の障害児センターで、ベトナム電力総公社(EVN)からの支援を得たSolarBK社が実施しています。